OKバジ 垣見一雅氏 活動報告

1、OKバジ(おじさん)垣見一雅氏、ネパールでの支援活動が今年で23年間。
2、ネパール国の比較的西側地区の東パルパ県ドリマラ村を中心に、周辺の各村を廻る。
3、23年前から2年間程は村人から相手にされなかった、家なし、知人なし、言葉も通じず、
貧しい村人達の常食を食べれるか?お前は何をしに我々の村に来た?
4、村人からの頼み事に(その内容はともかく)OK、OKと答えたのが、OKバジの由来。
5、20年後の現在では、東パルパ県の約100校近くの小、中学校と村落を巡回している。
6、ネパールの人口2600万人の内、320万人が海外(中東地域やインド)に出稼ぎに行き、
収入を得ている。
7、2015年の震災の復興状況は?都市部、被災村落50%以上進んでいる、東パリパ県ドリマラ村
には、1軒に日本円で30万円の補修費が支給された。
8、インフラ幹線道路は舗装されているが、支線道路は未舗装道路がほとんど。
9、飲料水は山の中の湧き水を道管水路を整備し貯水している。(流れたままの箇所もある)
10、燃料は主として薪だが、バイオマス(ガス設備)も普及し始めている。(日本の技術指導)
糞尿の処理をバイオマス設備で処理。
11、食料は蔬菜は自家(共同)、家畜の飼育等により、改善している。(米は買入れ)
12、山間部でも小面積の畑で野菜を育て自給自足、少量販売。
13、就学率は低学年の子供は100%に近い、中・高学年は授業料、賃貸質代、生活費が高額。
14、高校1年入学時、国の統一試験があり、合格しないと入学できない、通学には毎日2時間かけて
歩いて通学しなければならない。例)朝7時頃食事し、昼の給食は無し、終業4時、徒歩
2時間かけて帰宅(空腹が辛い)
15、小学校も年額500ルピーの授業料。家庭では現金収入が無いため。1ネパールルピー=0.93円
16、マイクロクレジットの活用が村民にとって非常に基金を設定する事により、国の金融利率は
年率18%、月1.5%で回る。

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