新会員卓話（鈴木茂雄氏）
はじめまして須賀川市に本店を構える菓子製造業を営む株式会社亀饅（かめまん）の代表、
鈴木茂雄と申します。本日は宜しくお願いします。
まずは簡単に会社の紹介をさせていただきます。亀饅は今年で創業104年を迎えます。
名前の由来ですが、初代社長の名が亀三で、亀三が作る饅頭から亀饅という屋号となりました。
私は4代目となります。現在直営店が２店舗あり、和菓子、洋菓子共に様々な商品を直販や卸をしています。
プライベートですが家族は5人で、妻と子供が３人がいます。趣味は食べ歩きとゴルフです。
私の名前の由来は当時活躍していた長嶋茂雄から取ったと聞いています。
また幼少期から野球を始めました。小さい頃に見た、甲子園をかけて決勝で戦った
日大東北高校と学法石川高校の試合にて、９回裏に大逆転で勝った学法石川高校に憧れて入学を決めました。その試合に出場し、活躍していた矢内先輩が今回入会したロータリークラブにいた事に大変驚いています。野球に明け暮れた中学生時代の実績を買われ、野球特待生の1番の成績で入学しました。入学してからは厳しい練習や寮生活を経て1年生の冬に全国選抜大会、そして２年生の夏に甲子園に出場しています。どちらも、スタメン入りし、３打数3安打など結果が出せました。共に初戦突破を果たしています。
高校を卒業後、大学からいくつか推薦の声をいただきましたが、早く一人前になり稼業を継ぐ覚悟を胸に就職を選択しました。都内の老舗和菓子屋などで５年の修行期間を経て、23歳で地元須賀川に戻ってきました。そして26歳で結婚し、今に至ります。稼業に入ってからは家族サービスには目をくれず、ひたすら仕事に打ち込みましたが、ようやく今になって少しは家族の時間を持った生活ができるようになったと感じます。
34歳からゴルフを始め、初ラウンドで99のスコア出し、ゴルフにハマっていきました。しかし野球をやっていた息子へ練習をつけるため、一度ゴルフを辞めていました。息子の卒業、引退にあたり最近ゴルフに復帰しました。仕事では36歳で社長につき今でも毎日製造の現場に入っています。2011年の震災があってからしばらくして複数の出店などをしましたが、今は須賀川に２店舗としています。10年後に息子が帰ってくる事を見据えて東京などへの販路拡大や様々な戦略を設計しながら更なる企業の発展を目指していきます。本日はご静聴ありがとうございました。
