郡山安積ロータリークラブ

　入会10年目でおもいがけず29代目の会長に就任することとなりました。入会以来我がクラブだけではなく、他クラブにも多くの友人を得ることができました。一般的に老人と言われる（一部では不良老人と言われております）私にとって、ロータリーは友を得るかけがえのない稀有な存在です。入会させて頂いた恩返しのつもりで、この一年四つのテストを行動規範とし精一杯会長職を努めさせていただきます。
　会長として掲げる公約は二つほどです。楽しい例会の実現と会員増強です。

1.楽しい例会の実現へ向けて

　敢えて言う必要もありませんが、例会出席は義務ではなくロータリアンとしての権利です。万が一例会がつまらないと感じても、それを口にするのは自己否定につながる。しかし毎回楽しい例会にするのも難しいことだとは思います。プログラムの充実と会長の力量次第かもしれないですね。高縁直前会長のような話術はありませんが、毎回会員の皆さんが関心を持つ事象に、深く切り込むようなスピーチを心がけます。会員の皆様におかれましては、毎回お馬鹿で怪しげな話だけどそこはかとなく面白く、ちょっとはためになるかと思っていただければ幸いです。今週もまたくだらない話を聞きに行くかと思ってもらえたらしめたものです。
　また今年度は、毎月夜の例会を開催する予定です。目的とすることは出席率の向上と会員増強にあります。

2.会員増強

　会員増強についてガバナー事務所には控えめな数字を報告しておりますが、私の本意としては次年度の30周年事業に向けて10名の純増を考えております。そのためには新たなアプローチと手法が必要です。前述のとおり毎月夜の例会を開催しますが、クラブカミングディとして入会候補者を招待しての懇親会や勉強会を実施します。勉強会については会長権限でテーマと講師役を決定しますが、会員の多くがそれぞれの専門分野のプロとして指名の暁には講師を引き受けて下さい。できるだけ多くの会員が講師役として参加できるテーマを考えます。会員の資質向上とロータリーとはこのような団体なのかと知らしめることが目的です。職業奉仕という原点に回帰しましょう。
　また今年度の会員増強委員会には強力なメンバーを指名させて頂きました。場合によっては全会員をグループ分けし、各グループごとに入会候補者を出して頂くことも視野に入れております。委員会の皆様には会員増強の鬼と化して、ご協力お願い致します。我々との出会いを息を潜めて待っている人がいると信じて、メンバー全員で頑張りましょう。創造して下さい、仲間が増えればもっと楽しいクラブになりますよ。

　この度、当郡山安積ロータリークラブの幹事に就任する事になりました。入会8年目になりますが、ロータリーの事はまだまだ不勉強なので、これからもっと精進してロータリーの事は何でもわかるというふうになりたいと思います。そして、クラブの現況は、たとえば会員数・出席率・寄付状況などは全て幹事が把握している必要があると言います。運営の善し悪しは幹事にかかっているそうです。非常に責任重大な役割です。米山梅吉は言いました。「例会は人生道場だ」例会にできる限り多く出席して、会員どうし切磋琢磨し、自己改善に努めることが大事です。
　会員が、お互いの人格を尊重し皆で裸になって語り合う場を作るべく努力してまいりたいと思います。諸先輩方に御指導をいただきながら、大川原会長と一年間厳しさの中にも楽しいロータリークラブにしてゆきたいと思います。皆様のご協力を宜しくお願い致します。